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教本選びのポイント
- ピアノの基本を学べること
- 正しい指使いを学べること
- 好きな曲(弾きたい曲)が収録されていること
ピアノの基本を学べること
大人になってから初めてピアノを習う人は、音符の読み方や拍の取り方、リズムの取り方など、基本的なことをしっかりと網羅している本を選びましょう。特に独学の人は、こういった基本的なことから学んでおかなければ、難易度が上がったときに行き詰まってしまいます。
ピアノ教本の中には、大人の初心者向けに丁寧に解説が入っているものが多くあります。まずは解説入りのピアノ教本を選んで、しっかりと知識を身につけることが上達への近道です。『急がばまわれ』です。
正しい指使いを学べること
ピアノを習っていくにつれ、つまずきやすいのは『指使い』です。ピアノ教室に通っていると講師の指導を受けることができますが、それでも指使いは気をつけないと変な癖が付きやすいものです。独学ですと悪い癖がつく確率が高くなってしまいます。そのため、変な指使いにならないよう、正しい指使いがわかる教本もおすすめです。基本を学ぶと多少の指番号の違いは手の大きさ等で変わってきますので、長く続けるためにも基本は大切となります。
最初のうちは間違った指づかいで何とかなっても、難易度が上がれば上がるほど、間違った指づかいではスムーズに曲を弾くことはできません。着実にレベルアップしていきたいなら、教本で正しい指使いを確認することも必要ですよ。
好きな曲(弾きたい曲)が収録されていること
好きな曲や有名な曲が収録されている教本を選ぶことで、モチベーションUPにつながります。特にJ-POPなど、聴きなれた曲があると、弾けるようになりたい!という意識が生まれやすいものです。ピアノの上達には、練習の継続が何より大事。弾いていて楽しい、好きな曲が収録されているかで選ぶのも大切です。『継続は力なり』です。
独学のためのおすすめ教本3選
はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻
自分のペースで学べる! 見て、聞いて、読んで確かめる、超初心者用ピアノ独習書の決定版
楽器を習った経験が一度もないけれど憧れのピアノを独学で学びはじめたいという人、
子供のときに受けたレッスンになじめなかったから先生に習うことに抵抗はあるけれど、もう一度弾いてはみたいと思う人、
どうせやるならきちっとやり直したいと思い立ったけど、全く指が動かないという人。
そんな方にピッタリなのが、DVD付の大人のピアノ入門書「はじめから一人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻」です。
大人のピアノ教則本 大人からはじめるハノンピアノ教本
大切だけど、ちょっと退屈なハノンを、必要不可欠なトレーニング教本に変える、大人のためのレシピ入り!
本書では、曲ごとにポイントとなる部分を明確にするとともに、大人にとって効果的な予備練習や、その練習曲で身につけるポイントを書き添えるという方法で、この難しい問いに対し、見事な答えを出しています。
とにかく単純なパターンの繰り返しがどれだけ指を鍛え、耳を鍛えるか、この20番を通して実感できれば、あなたにとって「ハノン」は欠かすことのできない、一生ものの基礎トレーニング教本であることがわかっていただけるはずです。
ピアノの教科書
オールカラーで動画対応! 入門者が分かりやすい、至れり尽くせりのピアノ教則本!
ピアノの入門・初級者に分かりやすい、大人の方向けのピアノ教則本が登場します。
ピアノの仕組みから楽譜の読み方、また練習曲を多数掲載しており、始めは楽譜が読めなくてもピアノに触れながら音を出すことの楽しさを味わうことができ、まったくのピアノ初心者の方でも、この本が終える頃には初級レベルの簡単な両手奏にチャレンジすることができます。
各チャプターごとに、QRコードがついているので、スマホから視聴することができます。
ただ音を読んで弾くだけでなく腕や肘の使い方など、正しい演奏フォームが身につくことで、初級レベルの曲で本格的な演奏への第一歩をスタートすることができます。
まとめ
ピアノに限らず、基礎を大切にすることはとても大切ですが、何より大切なことは心から楽しむことだと思います。自分の好きな曲を自由に弾けることをイメージしながら、教本を参考にし、毎日コツコツ積み重ねることで必ず弾けるようになります。
子供の頃に習っていて再び弾いてみたいという方は『はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻』、全くの初心者の方には『ピアノの教科書』、どちらにも当てはまる方は『大人のピアノ教則本 大人からはじめるハノンピアノ教本』がおすすめです。
音楽の可能性は無限です!両手で自由に弾ける感覚は爽快ですよ!